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カビの生えた職業

カビの生えた職業

私は従来、弁護士という職業は、カビの生えた職業で、生産性も低いし、もうからんし、内容的にもつまらん、と思っていたこともある。 たしかに、そういう面もあるのだが、そうであるほど、他の弁護士とは一歩違った方向性をとることにより、大きな成功をのぞむことができるともいえるのではないか。 全てのものは、大衆化していく。これは歴史の必然である。 政治をみれば、顕著だ。 昔、政治をおこなうことができるのは、国で一人だけ。王様だけだった。日本でいえば、天皇だけが政治をすることができた。 時代が下り、王様の権力は小さくなっていった。政治をおこなうことができるのは貴族だけになった。日本でいえば、平安貴族だけが政治をすることができるようになった。 時代がくだり、平安貴族からは権力がうしなわれて、それぞれの土地の武士が政治をするようになった。 それが固定化して、藩となった。 明治に入り、武士から権力は去り、税金を納める金持ち階級が政治をするようになった。投票という活動で。

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